トップページ > ベビー服とは

ベビー服とは

■ベビー服とは
 ベビー服の歴史は意外と古いもの。日本と西洋では、ベビー服の形も違い呼び方も違うのです。

●日本のベビー服
 日本のベビー服は産着と呼ばれています。産着の習慣が始まったのは、江戸時代頃と言われています。赤ちゃんが生まれた直後に初めて袖を通す服はガーゼで作られた産着です。それから2~3日経つと、麻で作られた産着に変わります。
 麻の産着には、麻の葉を図案化した正六角形の模様が描かれています。麻はすくすくと真っすぐに伸びることから、赤ちゃんの成長を願う意味をこめて描かれています。また、麻素材の産着は、赤ちゃんの成長を願うという意味以外に、麻の香りが虫除けになるという一面を持っています。産着に刺繍されている麻の葉模様は、災いを防ぐお守りとされており、昔は生まれて来る子供のために母親が一針一針刺繍を入れていました。現在では刺繍からプリントへと変化しましたが、様式は変わっても子供を思いやる親の心は変わらず、日本独自の伝統がいまだ受け継がれています。


●西洋のベビー服
 赤ちゃんは非常に長い間、小さな大人として扱われていた為、成人服の縮小版を纏っていた。
 赤ちゃんが大人と異なる服装をするようになったのは、1770年代以降で、男児は足を膝までぴったり包むブリーチズの代わりに、踝丈のズボンを着用するようになり、やがて上着の裾とズボンの上端をボタン留めしたスケルトンスーツと呼ばれるスタイルが生まれた。ロンパースのような衣類である。女児は軟らかい生地でできた、シュミーズのようなドレスを着るようになった。腰にはサッシュを結び、衿開きは広く、ゆったりしたスタイルである。ヨーロッパでは中世以来、新生児の体全体をスワドリング・バンドとよばれる包帯状の布でまく慣習がありました。